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屋上防水は必要?種類ごとの特徴とメリット・デメリットを解説

ウレタン防水を施工している屋上

 

屋上防水にはいくつかの工法があり、それぞれ独自の特徴や耐用年数を持っています。建物全体の耐久性にも影響を及ぼすため、屋上の形状・素材に合った工法を選ばなければなりません。本記事では、屋上防水の種類とその特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。

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屋上防水の必要性

屋上は、他の屋根と比べて傾斜が少なく屋根材が使われていないので排水が悪い環境にあります。そのため、建物内部への雨水の侵入を防ぐには、防水工事が欠かせません。屋上防水が適切に施されていることで、カビや雨漏りといったトラブルを未然に防ぐことができ、建物全体の耐久性を高められます。

【種類別】屋上防水の特徴とメリット・デメリット

屋上防水には様々な種類があり、種類ごとに特徴やメリット・デメリットが異なります。以下は、屋上防水でよく使われている代表的な工法の種類です。

 

  • シート防水
  • 塗膜防水
  • アスファルト防水

 

それでは、順番に詳しく見ていきましょう。

シート防水

シート防水は、防水性のあるゴムシートや塩化ビニールシートを専用の接着剤や機械を使って屋上に貼り付けて防水する方法です。どちらのシートも耐久性と耐侯性に優れていますが、塩化ビニールシート(1.5mm~2.5mm)の方がゴムシート(1.2mm~2.0mm)よりも厚みがあるため、より強度が高いです。工期が短くコストがあまりかからないといった点がメリットとして挙げられます。

 

また、シートを被せるだけなので、屋上の表面の素材に関係なく、どのような表面に対しても施工できる点もメリットです。シート防水の耐用年数は、10年~15年と比較的長い寿命が期待できます。しかし、複雑な形にはシートを被せにくいため、屋上の形状によってはシート防水が向いていない可能性があります。

 

また、物理的なダメージに弱いので、定期的にメンテナンスを行い、穴が開いたりシート同士の接続部がめくれたりしていないかを確認しましょう。屋上が平面で費用をあまりかけたくない場合は、シート防水がおすすめです。

塗膜防水

塗膜防水は、防水効果のある特殊な塗料を使用し、屋上に塗装を施すことで水を防ぐ方法です。使用する塗料の違いにより、ウレタン防水とFRP防水の2種類がありますが、耐用年数はどちらも約10年と同じです。ウレタン防水ではウレタン樹脂を使い、FRP防水ではガラス繊維と合わせたポリエステル樹脂を使用します。

 

どちらも液状の塗料のため、柔軟性があり、様々な素材や形状に対応できるのが塗膜防水の特徴です。そのため、凹凸がある複雑な構造の屋上におすすめの工法です。また、屋上全体に塗料を何度も繰り返し塗るので、シート防水のような継ぎ目がなく、ジョイント部分から水が浸入するリスクがありません。工程が容易であることから工期が短く、比較的安く施工できます。

 

ただし、手作業で塗料を塗るためムラなく均一に塗膜を形成するのは簡単ではありません。施工不良があると、せっかく防水工事を行ったのに防水機能が発揮されない恐れがあるので、塗膜防水を依頼する際は、経験と知識が豊富な業者を選びましょう。

 

また、耐久性の高いFRP防水ですが、伸縮性においてはあまり期待できません。その結果、地震などにより建物が揺れた際、伸縮に対応できず、ひびが入りやすいといったデメリットがあります。

アスファルト防水

アスファルト防水は、防水機能を持つアスファルトシートと溶解アスファルトを重ねて防水層を作る工法です。耐久性に優れているため耐用年数は15年~25年程と、他の屋上防水に比べて長いのが特徴です。

 

ただし、アスファルトは重い素材なので、屋上に使用するには、建物の構造に大きな負担がかかります。そのため、木造住宅などの小規模な家屋にはアスファルト防水は向いていません。他の防水方法と比べて費用はかかりますが、耐用年数が長く、高い防水機能を求めている方におすすめの防水工法です。

屋上防水の特徴を理解した上で、適切な種類を選ぼう

本記事では屋上防水の種類とその特徴、メリット・デメリットについてご紹介しました。屋上防水には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットを持っています。

 

複雑な構造の屋上には塗膜防水が、費用をあまりかけずに防水工事を行いたければシート防水が、耐用年数が長い工法が良ければアスファルト防水がおすすめです。このようにそれぞれの特徴を知った上で、ニーズに合う屋上防水の工法を選びましょう。

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