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雨漏りを放置するリスクとは?本当は怖い雨漏りの危険性を解説

雨漏りを放置したせいで崩壊のリスクがある屋根

 

ほんの少しの雨漏りであれば、バケツやビニールシートで応急処置を行った上でそのまま修理を先延ばしにしてしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、雨漏りを放置すると数々のリスクが発生します。本記事では、雨漏りを放置するリスクや、雨漏りの点検方法について詳しく解説します。

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雨漏りを放置するリスクとは?

雨漏りを放置することのリスクとして、下記の4つが挙げられます。

 

  • 建物の安全性が低下する
  • シロアリが繁殖する
  • カビやダニが発生する
  • 漏電が起こる

 

それぞれ、くわしく解説します。

建物の安全性が低下する

雨漏りをそのままにしていると、建物の安全性を低下させる危険性があります。時間と共に木材を腐食させたり、金属部分にサビを発生させたりし、資産価値も下げてしまうため注意が必要です。

 

建物の安全性を保つために欠かせない構造部分がダメージを受けてしまうと、ある日突然天井が抜けてしまったり、住宅のわずかな傾きに繋がってしまったりする可能性もあり、早めの対処が肝心です。

シロアリが繁殖する

住宅にシロアリが発生する原因のうち、80%は雨漏りが原因ともいわれています。なぜなら、シロアリは湿った木材をエサとし、好んで住み着くようになるからです。シロアリは、建物の構造部分を食べ尽くし、家の安全性を脅かします。

カビやダニが発生する

雨漏りを放置していると、建物内の湿度が上がり、カビやダニが発生するリスクが高まります。カビやダニは、アレルギーや体調不良など、健康被害を引き起こす可能性もあります。

漏電が起こる

雨漏りが起きやすい屋根裏や壁の内部には、数々の電気配線設備が設置されています。雨漏りでこれらの設備に水がかかってしまうと、漏電のリスクも考えられるでしょう。頻繁にブレーカーが落ちるようになったり、ショートして火災につながったり、最悪の場合感電事故を引き起こすケースもあり大変危険です。

雨漏りの点検方法

雨漏りのリスクを軽減するためには、こまめに点検を行い、被害の少ないうちに対処することが大切です。ここでは、各所のチェックポイントを解説します。

屋根のチェック方法

屋根の点検を行う際には、屋根材のズレやひびがないか、瓦屋根の漆喰が剥がれていないかどうかを観察します。その他にも、屋根に草が生えていたり、板金の浮き・サビ発生したりしている場合には要注意です。屋根に登ってチェックを行うと転落の危険があるため、スマホや双眼鏡を利用して観察してみましょう。

外壁のチェック方法

外壁はひび、浮き、剥がれなどをチェックします。コーキングの劣化も雨漏りの原因になりやすいため、しっかりと観察してください。また、塗装の変色や剥がれが起きている場合も、雨漏りしやすい状態といえます。とくに、日光によって劣化が進んでいる南側の壁は念入りに確認しましょう。

窓・サッシ周辺のチェック方法

窓やサッシの周辺は、外壁とコーキング部分におけるひび割れや剥がれのチェックを行います。また、雨戸に不具合が起きていないかどうか、窓ガラスと窓枠の間にあるパッキンが劣化していないか、引き違い部分に雨水が入る隙間がないかどうかなども見てみましょう。とくに、窓やサッシの角の部分が劣化しやすく注意が必要です。

ベランダのチェック方法

ベランダは人の出入りが多く、とくに劣化しやすい部分です。防水層に剥がれや割れがないかどうかはもちろん、排水溝に問題なく水が流れるかどうか、手すりの笠木が劣化していないか、毎回水溜りになっている箇所がないかを確認します。

雨漏りの放置はリスクが大きく危険!

本記事では、雨漏りの放置によって引き起こされる数々のリスクについて解説しました。長期間放置していると、建物の安全性が低下したり、カビやダニによる健康被害を引き起こしたりする可能性があり危険です。こまめに点検を行って、早めに対処を行いましょう。

 

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